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第1回:ソトコト小黒一三編集長発案 |
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「 女性に贈るトイレットロール 」編 vol.3 |
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花芯 kashin |
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トイレットロールを、花瓶にしよう。というシンプルなアイデア。
数あった案の中で、「花」という自然とトイレットロールの組み
合わせが、ロハスらしい!ということで、開発を決定しました。 |
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アートディレクター本田 |
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「見た目はほとんどトイレットロール、
というか、まんまトイレットロール
がいいですね。それが実は花瓶にも
なればいいですね」 |
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度重なる耐水テスト。紙と水のあやうい関係。
開発スタート。課題は、水と紙の相性の悪さ。結露や、防水、強度。
開発陣に、つぎつぎと技術的な壁が立ちはだかった・・・(悲壮な音楽)。 |
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ネピア角田 |
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「紙と水。本来、相性の悪いものがすれすれで
同居する、そのあやうさがこの商品の魅力でも
あるんですけど・・・矛盾をかかえた製品と
いうことですかね・・・」
芯の中にいれる花瓶部分は、素材も含め、
何種類もテスト中。はたして・・・ |
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コピーライター並河 |
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「花ビンならぬ、花シンです。
実はスタッフのひとりのおじいちゃんが
経営してた小料理屋さんの名前がこれで、
そんなのどうでもいいことのような気もしますが、
僕はどうでもいいことじゃないと思っています。
誰かの思い入れがある名前というのは、
きっと、いい名前なんです。
これと最後まで残ったネーミング案が、
花と彼女とトイレットロール、という案。
とにかく、きれいな響きにしたかったです」 |
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プロトタイプをいろんな場所に飾ってみる。(デジカメでパシャパシャ) |
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アートディレクター本田
「トイレの棚の小さなスペースに置くなら、1ロールタイプがいいし、
でも、床に置くなら、3ロールぐらい積み重ねた高さがないと・・・
悩みどころですね」
王子ネピア角田
「1ロール、2ロール、3ロールのセットにしたらどうですか?」
アートディレクター本田
「!!!販売するときは、それだ!」 |
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こうして生まれたのが、花瓶にもなるトイレットロール、 |
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「 花芯 kashin 」です。 |
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トイレットロールを、どこにしまおうか悩むことも、もうありません。
(なぜか通販テレビ風・・・)
積み重ねれば、花瓶に早変わり。
トイレットロールは、隠すものじゃなくて、飾るものへ。
彼女のトイレの「環境」を華やかに彩ることでしょう。
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