第1回 みんなのそれ、つくれるかな研究所
こんなティシュあったらいいな。こんなトイレットロールできたらいいな。
みんなの妄想、大募集!
応募終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました!
ようこそ、「みんなのそれ、つくれるかな研究所」へ。最初に、ちょっとまじめな話をすると、Lohasの考え方に、企業と消費者がいっしょになったコミュニティ発想というのがあります。食べ物に関して言えば、つくる側と食べる側が一体になったコミュニティがけっこうあって、この牛、私が育てましたとか、牧場見学があったりとか。そう考えると、Lohasなものづくりって、つくる側と、使う側のしきいをできるだけ下げることなんだろうなと。だから、この研究所は、このページを見ているみんなが研究員。こんなティシュあったらいいな。こんなトイレットロールできたらいいな。という妄想を恥ずかしがらずにどんどん送ってきてほしいです。でも、「さあ、妄想しなさい!」と言われても困ると思うんで、まず、お手本を。当研究所が誇る、妄想のとってもじょうず(?)な大先生3人が登場です。
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コピーライター並河進: ついにはじまりましたねー。
それ、つくりますプロジェクト発起人の並河です。よろしくです。
大先生方: (声を揃えて)いやいや、こちらこそ。
コピーライター並河進: 今日は第一回目ということで、みなさんのお手本、
妄想っぷりを見せていただきたいなと。
さっそく、現代美術家の田中偉一郎大先生のお手本から。
田中偉一郎大先生: いやいや、僕からじゃなくていいですよ。
コピーライター並河進: いやいや、そう言わずに。
田中偉一郎大先生: じゃあ・・・(といって汚い手書きの絵を出す)
一同: おおっ!
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コピーライター並河進: ・・・これは、なんですか?
田中偉一郎大先生: ちょっと手を加えることで、使い終わったティシュボックスが、
何かに変わるという考え方でできないかと。
たとえばですよ、これは、そのへんにある棒とかにつるして
バンバンたたくと、ドラムセットになる。
コピーライター並河進: ちょっとだけ手を加えるというのが、重要なんですね。
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田中偉一郎大先生: そうなんですよ。たとえば、このティシュボックスは、車の絵が
元から描いてあって、ちょっとだけつぶすと、より車になる。
スポーツカーだったら、こうぐっと縦にぺしゃんこにつぶしたり、
バスだったらほぼほぼこのままでいいんだけど、ミニバンだったら、
ちょっと左右をぐっと押すと上がほんのちょっと持ち上がって、
ぐっと・・・(と身振り手振りを交え、説明が延々とつづく)
コピーライター並河進: ・・・。確かにちょっと自分で手を加えることで愛情が
湧くかもしれませんね。こちらの絵は何ですか?ロボット?
田中偉一郎大先生: ああ、これ?これはねー箱に点線をあらかじめ入れておいて、
組み立てるとロボットになるというもの。
コピーライター並河進: そういえば、ティシュボックスの空き箱って、その中に足を
つっこんでロボットだーみたいにして遊んだ記憶がありますね。
田中偉一郎大先生: あ、むしろ、それいいじゃないですか。5個パックとかで、
右足用。左足用、右肩用、左肩用、ヘルメット、になっていて、
使い終わった後、足をつっこんだり、肩に装着したり、
かぶったりして、ロボットになれる。
コピーライター並河進: 思い出すと、子供の頃って、ティシュボックスの空き箱が、
いちばん身近な工作の材料でしたね。
うーん、いつか、それ、つくりますプロジェクトの一貫として、
どこかの小学校で工作の授業を行えたら面白いですね。
ネピアのティシュボックスの空き箱や、トイレットロールの芯を
子供たちに配って、自由にいろんなものをつくってもらうんです。
田中偉一郎大先生: あ、それいい。アートもロハスも、ちょっと手を加えることで
何かになったり、そのちょっと何かするだけ、
日常的なもんというのがいいと思うんですよ。
コピーライター並河進: では、つぎは、ウェブデザイナーのバーベ大先生、お願いします。
バーベ大先生: いやいや、やめてくださいよ、大先生だなんて。
コピーライター並河進: いいじゃないですか、このコーナーはみんなが大先生ということで。
投稿してきた方が生徒というんじゃなくて、そこに垣根はなくて
投稿してきた方もみんなが大先生ってことにしちゃう。
もう全員大先生。(と熱く語る)
バーベ大先生: それは変じゃないですかね。
コピーライター並河進: 変ですね。(ちょっとがっかり)
バーベ大先生: 僕が考えたのは、これです。
一同: おおっ!
コピーライター並河進: これは、すごそうですねー。何ですか、これは?
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バーベ大先生: トイレットロールにあらかじめ額縁がプリントしてあって、
おしりを拭くと、うんちがついて、世界にただ一枚の名画が生まれる。
うんちで描く名画ですよ。うんちのリサイクルってことなんですけどね。
コピーライター並河進: ・・・人には見せにくいですよね。
リビングに飾っておくわけにもいかないし。
バーベ大先生: だから、まあ、一瞬ですよね。おしり拭いた後、
一瞬、自分だけで鑑賞して、後は水に流す。
コピーライター並河進: 一瞬のアートだ。だからこそ美しい・・・美しいのか?
バーベ大先生: 美しいんじゃないですかね。
コピーライター並河進: 美しいんですね。これはできれば、実際につくってみたいですね。
バーベ大先生: できればうれしいですね。
コピーライター並河進: 最後は、書道家の富永山大先生、おねがいします。
富永山大先生: ・・・ごめんなさい、ちょっと思いつきませんでした。
いろいろ考えたんですけど、いろいろ考えすぎちゃって。
コピーライター並河進: あ、今日は案はないですか。ああ、いいんですいいんです。
逆に気にしないでください。
富永山大先生: いやーごめんなさい。こんどはちゃんと持ってきますよ。
コピーライター並河進: いやいや、そこは無理しないで、たぶん、無理するとロハスじゃないから。
思いつかないことだってありますよ。そんな日もある。
だから、投稿するみんなも、無理しないで考えてほしいですね。
田中偉一郎大先生: あと、案をきれいに書こうとか、そういうのは気にせずに、
もう思いのままに書いてほしいですね、汚くてもぜんぜん
かまわない。パソコンソフトで書いてもいいし。
文章だけでもぜんぜんいいんじゃないですかね。
でも綺麗なばっちりつくりこんであるのも、それはそれでいい。
コピーライター並河進: あ、それはそれでいいんですね。
田中偉一郎大先生: 要は、自由ってことですよ。
バーベ大先生: ここに投稿されてきたものが、
実際にネピアで発売できるといいですよね。
コピーライター並河進: そのへんはおいおい考えていくとして、
第一回、みんなのそれ、つくれるかな研究所は、このへんで。
投稿は、lab@sore-tsuku.comまでメールを送っていただくか、あるいは、

〒104-8319 東京都中央区銀座5-12-8 王子製紙1号館
王子ネピア株式会社 マーケティング部 宛 

で葉書で送っていただくか、どちらかでお願いします。
バーベ大先生: 葉書は、出し損ねたお年玉はがきや、書き間違えちゃった
はがきとかを使うと、ロハスなんじゃないですかね。
一同: お、いいねー。
という感じで、はじまった「みんなのそれ、つくれるかな研究所」。来月は、皆様からの投稿をもとにいろいろ話していきたいと思います。ほんとに気楽に投稿してきてください。投稿がないと、「みんなのそれ」にならないんで、よろしくです。
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